本屋フォッグ

高円寺は、私にとって理想の大人の街なのかもしれません

本屋フォッグ 飯村 諭 様

自己紹介

都内の私立中高一貫校の理科教員の職を辞して、2度目の学生生活を送っていたときに古本即売会のアルバイトに応募し、西部古書会館で1日働いたのが高円寺に通うようになったきっかけでした。紙の束とそれを求める人の執着が凝縮したような空間で過ごしたその日から、気が付けば書店開業志望として高円寺で過ごすようになりました。

子どもを未熟な存在として見くびらないこと。それがとても大切なことだというのが、それほど長くはない教員生活で確信したことの一つです。思えば、書店や出版の世界で働いたことのない、ただの書店開業志望だと名乗る私を嗤うことなく受け入れる人がこれほど多くいる高円寺は、私にとって理想の大人の街なのかもしれません。

本の街商店会の活動を通して、高円寺をたくさんの人が学び、癒されに来るような街にしたいと思っています。よい本が集まり、よい大人がいて、よい時間が流れる街。それが私にとっての本の街です。

好きな本、作家

何度も読み返しているのは志賀直哉『暗夜行路』と、ポール・オースター『ムーン・パレス』です。『ムーン・パレス』で、主人公が亡き伯父さんに託された大量の本が入った段ボール箱を家具にしているのに憧れて真似をしていた時期がありました。大きな箱を使っていたので、引越の時に業者に怒られた記憶があります。中高時代に夢中で読んでいたのは森博嗣で、彼が建築学科の助教授だったことで、建築学科を目指していたこともあります。我ながら単純で呆れますが、物事に感動しやすく、人と感動し合う瞬間のために生きているような気もします。

何か一言

高円寺は書店が多い街であると同時に、過去の書店を惜しむ人が多い街だと感じます。建物や店があった事実だけでなく、人の想いを記録するのも高円寺本の街商店会の活動です。ぜひ、力を貸してください。

本屋フォッグ

営業時間 12:00 - 20:00
定休日 月曜定休(祝日なら翌日振替休)
住所 東京都杉並区高円寺北3-5-17
URL https://x.com/fog_bookstore

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